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特長・構造
プラグキャップ部には、抵抗体を内蔵せず、超低抵抗のバリアブルピッチ巻線(粗巻、密巻)と磁性体フェライト芯によりスパークノイズの発生を抑え、優れた着火性・加速性を発揮。軽量化したシリコンキャップがハイレベルな耐電圧・耐振性・防水性を実現しました。
中低速から高速域までパワーアップが認められます。
45km/hからの10秒間の全開加速において、優れた加速性能の効果が認められます。
電子機器の誤作動の原因のひとつとされるスパークノイズを磁性体フェライト芯と、「粗・密」を繰り返すバリアブルピッチ巻線により、超低抵抗でありながら低減することができました。
品番の見方
高い耐電圧性を発揮するために、抵抗体を熱間圧入方式で内蔵。
また、抵抗体を長く設計することにより、抵抗値を安定させます。
L | 1 | B |
---|---|---|
キャップ形状 | ケーブル色 | キャップ色 |
L : Lタイプ S : ストレートタイプ V : 120°タイプ X : 102°タイプ |
1:ブルー | B:ブルー |
2:イエロー | K:ブラック | |
3:ワインレッド | R:ワインレッド | |
4:ブラック | K:ブラック |
品番 | ケーブル径 | ケーブル長 | |
---|---|---|---|
L1B | L2K | φ8mm | 55cm |
L3R | L4K | ||
S1B | S2K | ||
S3R | S4K | ||
V1B | V2K | ||
V3R | V4K | ||
X1B | X2K | ||
X3R | X4K |
主に、国産ビッグマシン等の水冷式エンジンに使用されている特殊形状のキャップに合わせて専用設計したパワーケーブルです。
カワサキ GPZ900R、ホンダ CB1300 他
※その他モデルにつきましては、「プラグコード・パワーケーブル適応品番検索」をご参照ください。
K | A | 1 | B |
---|---|---|---|
メーカー | 連番 | ケーブル色 | キャップ色 |
K : カワサキ H : ホンダ |
1:ブルー | B:ブルー | |
3:ワインレッド | R:ワインレッド |
品番 | ケーブル径 | ケーブル長 | |
---|---|---|---|
KA1B | KA3R | φ8mm | 55cm |
KB1B | KB3R | ||
HA1B | HA3R | ||
HB1B | HB3R | ||
HC1B | HC3R | ||
HD1B | HD3R |
交換方法
メーカー純正のプラグコードの直径は7mmですが、パワーケーブルは直径が8mmです。それに伴い、コードの接続に使用 する接続ジョイントにも方向性があります。接続の向きを間違えて取り付けると、通電不良や火花リークが発生するおそれがありますので、十分ご注意の上、交換作業を行ってください。
※「レーシングケーブル」や「キャップ&コード」の直径は7mmです。これらに合うケーブルジョイント (J-1) は左右どちらも直径7mmになっています。
使用中のプラグコードをイグニッションコイルから8~10cmの所で切断します。
切る長さに注意!
この時、短く切りすぎると「3」「4」の工程で作業がしづらくなりますのでご注意ください。
切断したプラグコードの長さに合わせてパワーケーブルの長さを調節します。
イグニッションコイル側に残したプラグコードの切断部分に接続ジョイントの矢印がない側をしっかりと押しながらねじ込みます。
接続ジョイントの矢印側に長さを調節したパワーケーブルの先端が奥に突き当たるまでしっかりと押しながらねじ込みます。
ケーブルをしっかりとねじ込んだ後ジョイントの溝部分2箇所(A)(A')を付属のタイラップを使用してしっかりと締め付けます。
※抜け防止のためです。
パワーケーブルの被覆を削らないでください!
パワーケーブルの被覆を無理矢理削って、直接コイルに接続しようとすることは、絶対にしないでください。被覆の裂けや切れにより、火花リークの原因になります。必ず付属の接続ジョイントをご使用ください。
ターミナル(端子)形状がネジ形のプラグの場合には、付属のターミナルナットを回転が止まるまで手でねじ込んだ後、プライヤー等で軽く締め付けてください。ターミナルナット付プラグの場合はそのまま次の工程へ進んでください。
エンジンに取り付けられたスパークプラグにプラグキャップを装着して完了です。その際、「カチッ」と音がするまでしっかりと差し込んでください。