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ラジエターキャップ
働 き
ラジエターキャップはクルマの大切な部品
NTKラジエターキャップは主圧弁(加圧弁)と負圧弁の働きにより、ラジエター内の圧力を適正に保ちます。
高温になり圧力が高くなり過ぎると、キャップ内の主圧弁が作動し圧力を調整。
また温度が下がり低圧になると、負圧弁が作動してラジエター内の圧力を適正に保ちます。
冷却効果を高め、オーバーヒートを防止
NTKラジエターキャップはラジエター内部を高圧にし、冷却水の沸点を上昇させることで、エンジンのオーバーヒートを防ぎます。水を例にとると、開弁圧力88kPaの場合、沸点がおよそ120℃となり、通常よりも20℃沸点が上昇します。
特 長
- サビに強く安定した材質を主要構成部品に使用しています。
- 個々の部品は、強度・耐久性に優れた最適設計がされています。
- シール用ゴム材に耐熱性・耐LLC性を向上させた材質を使用しています。
P519A | P539A/P541A | P559A/P561A |
---|---|---|
希望小売価格(税抜) ¥1,230 | 希望小売価格(税抜) ¥980 |
ラジエターキャップは消耗品
ラジエターキャップの不良がもたらす副作用
ラジエターキャップ内側の「シールの劣化・変形」「シールの破損」「汚れ・サビ・付着物」等により主圧弁、負圧弁の動作が悪くなりオーバーヒートの原因となります。
ラジエターキャップは消耗品です
1年に一度の交換が理想的
交換手順
エンジン停止直後の冷却水温が高い時にラジエターキャップを外しますと、熱湯や蒸気が噴出し、
火傷する危険性があります。
エンジンが十分に冷え、水温が下がってから作業を行ってください。
タオルなどを準備してください。
タオルをラジエターキャップの上にかぶせ、ゆっくりゆるめます。
途中で止めて、ラジエター内の圧力を抜いてください。
圧力を抜いた後、ゆっくりラジエターキャップを外してください。
一気に外しますと、熱湯や蒸気が噴出することがありますので、注意してください。
外したラジエターキャップの状態をチェックしてください。
ラジエターキャップテスターで、ラジエターキャップの作動状態をチェックします。
ラジエターキャップ状態に異常がないようでも、スプリングのへたりなどにより、開弁圧力が低下していることがあります。
新しいラジエターキャップを取り付ける際は、ツメがストッパー位置に当たるまで、確実に締め付けを行ってください。
他社品番対照表
標準タイプ | 他社相当品番 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
NTK 品番 | 開弁圧力 | SPAC | FUTABA | AUTOMAC | DOREC | DJ/DENSO | HKT |
P519A | 88kPa (0.9kg/cm2) |
SV51(S) | R123 | ① | DR-4 | - | RA511A |
P539A | 88kPa (0.9kg/cm2) |
SV53(S) | R124 | ② | DR-11 | S-09/ RS-09 |
RA531A |
P541A | 108kPa (1.1kg/cm2) |
SV54(S) | R148 | ④ | DR-13 | S-11 | RA541A |
P559A | 88kPa (0.9kg/cm2) |
SV55(S) | R125 | ③ | DR-12 | N-09 | RA551A |
P561A | 108kPa (1.1kg/cm2) |
SV56(S) | R126 | ⑤ | DR-14 | N-11 | RA561A |
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