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1.カーボン汚損

空気とガソリンの混合気が濃い(ガソリンの比率が多い)と不完全燃焼によってカーボンが発生します。カーボンが、プラグ発火部に堆積すると中心電極と金具間の絶縁抵抗を低下させミスファイヤーにつながります。(写真1)
又、寒い地域(或いは冬季)は、外気温が低いので、ガソリンが細かい霧状にならず、空気と上手く混ざりません。液状のガソリンが燃焼室に入ると不完全燃焼につながりカーボンがより発生しやすくなります。タクシーなどのガス燃料、LPG、CNGは空気と混ざりやすいので、ほとんどカーボンは発生しません。
プラグかぶりは、2輪車(2サイクルエンジン)などで見られます。発火部に付着したカーボンにオイル、ガソリンがかぶった状態で、急に絶縁抵抗値が下がりミスファイヤーを起こします。(写真2)

写真1:くすぶり  写真2:かぶり
2.カーボン汚損の原因をまとめると

1) 燃料系にかかわる原因
・ キャブレターの整備不良
・ インジェクターの不良
・ 酸素センサーの不良(センサー類の不良)
・ エアクリーナーエレメントの目詰まり など

2) 点火系にかかわる原因
・ 点火時期の遅れ
・ プラグ熱価の高すぎ

カーボン汚損の原因をまとめると
3.絶縁抵抗

中心電極にかかる高電圧は、プラグ発火部にカーボンが付着すると絶縁抵抗が低下し火花リークするため火花ギャップ間でスパークしなくなります。
通常カーボンが付着していない状態では、絶縁抵抗は無限大値ですが、カーボンが付着して絶縁抵抗値が、約10MΩ以下になると火花リークして火花ギャップ間でスパーク出来ません。勿論エンジンは始動しません。

写真3:絶縁抵抗計
4.カーボン汚損は燃料系の原因です。プラグの問題ではありません。

プラグに付着したカーボンはクリーニング(サンドブラスト)すればプラグ機能は回復し再使用出来ます。ただし、プラグクリーナーを設置している整備工場、修理店が少ないので、できればプラグ交換をお奨めします。

! 注意!

プラグくすぶりで、複数気筒のうち1気筒のみにくすぶりが発見された時は、プラグに起因する恐れがありますのでご注意願います。(例えば、プラグ取付時にレンチが滑ったりして、外観上分からない絶縁体の中胴部で折損し、そこで火花リークしていることがあります。)