2021年は新型コロナウイルス(COVID‐19)の感染拡大の中、57年ぶりに「東京オリンピック・パラリンピック」が開催され、連日連夜の日本選手の活躍に一喜一憂する場面も多かったと思います。自動車業界におきましては、2050年までにカーボンニュートラルを目指す政府宣言を受けて、多様な議論が行われている点は皆様もご存知だと思われます。総じて2021年という年は将来に向けての変化と対応について活発に議論された1年であったと感じております。自動車整備業界に目を向けますと、特定整備制度の導入を始め、電動化技術などの新技術への対応が急がれる状況となっております。自動走行システムの普及に伴い、自動車整備士に求められる仕事内容が変化していき、コンピューターに精通している整備工場の需要が高まり、高い技術力を身につけた自動車整備のニーズが確実に高まっていくと感じております。又、超少子高齢化による自動車保有車両台数の減少を始めとした市場環境の変化に対しても、先を見据えた事業展開が必須となってくると思っております。さて、弊社のお話をさせていただくと、昨年のご挨拶で申し上げました通り、将来を見据え、弊社が持つ独自のセラミックス分野で蓄積してきた技術、ブランド力、お客様との信頼関係という大きな財産を持って、2040年に目指すあるべき姿からバックキャストを行い「2030 長期経営計画 日特BX」の実現に向かって活動を実施してきました。「環境・エネルギー」「モビリティ」「医療」「情報通信」の4つの分野における弊社の強みを活かして、将来にむけて持続可能な社会への貢献を実現していくことに本年も注力してまいります。自動車関連分野においては、未来のモビリティ社会を見据え、弊社でなければ開発・生産ができない高品質な製品とサービスの提供、また揺るぎない信頼の品質をご提供していく所存でございます。本年も引き続きまして、ご愛顧いただいておりますNGKプレミアムRXプラグ、二輪専用NGKMotoDXプラグなどのNGKスパークプラグ製品とあわせて、NGKイグニッションコイル、そしてNTK酸素センサなど燃焼に関わる部品のスペシャリストとして、絶対的な品質で選ばれるNGK・NTK製品をご提供してまいりたいと存じます。新製品の発売もご案内させていただきますのでよろしくお願い申し上げます。どうぞ本年も、変わらぬご支援・ご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。新年明けましておめでとうございます。皆様におかれましてはお健やかに良き新年を迎えられたことと、心よりご祝詞を申し上げます。また、旧年中は格別のお引き立てを賜り、誠に有難く厚く御礼申し上げます。代表取締役取締役社長社長執行役員川合 尊02日本特殊陶業は、セラミックスの領域を超えた挑戦をしていきます。新年のご挨拶 2022“Beyond ceramics, eXceeding imagination”「セラミックスのその先へ、想像のその先へ。」
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