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スパークプラグも進化しているんです!09PARTNER’S MAGAZINE 2022 vol.229スパークプラグは、細径ロングリーチ化の傾向にあるね!スパークプラグは、耐久性や着火性を中心にどんどん性能が向上しているんだね!プラグレンチ径やプラグホールも小径化できるんだね!主体金具(六角部)取り付け、取り外しの時、ここにプラグレンチがはまります。寸法はISO/JISに準じています。 Bi-HEX(十二角)タイプ六角部分がBi-HEX(十二角)となっているタイプもあります。これによって、絶縁体頭部の径を維持したままプラグレンチ径を小さくすることが可能となり、プラグホールも小径化することができる等のメリットがあります。※Bi-HEX(十二角)専用のソケットが必要です。加締部パッキンと特殊粉末充填を組み合わせ、主体金具を加締めて気密性を保持しています。ガスケット燃焼ガスの漏洩を防止し、気密性を保持しています。取付ネジISO/JISに準じています。  外観形状の変遷従来と比較して、スパークプラグの径は徐々に細くなってきており、またネジ長は長くなってきています。これによってエンジン設計の自由度向上に貢献しています。パッキン気密性を保持すると同時に、絶縁体が受けた熱をシリンダヘッドへ放熱する経路となります。火花ギャップ電極間で火花を飛ばし、混合気に着火させます。装着されるエンジンに合わせてギャップ寸法が設定されています。六角対辺寸法20.8mmφ14.0mm19.0mmねじ径ねじ長一般的には鉄製のガスケットですが、ゆるみに対して強いSUS(ステンレス)製のガスケット等もあります。従来の主流プラグ16.0mmφ14.0mm19.0mmめっき高温耐腐食性に優れためっきが主体金具に施されています。 SUSガスケット銅芯発火部の熱伝導性を高めるために、中心電極及び外側電極に銅芯が封入されているものもあります。Bi-HEXBi-HEX14.0mm(十二角)16.0mmφ12.0mm19.0mm近年の主流プラグ14.0mmφ12.0mm26.5mm14.0mmφ10.0mm26.5mmHEX(六角)スパークプラグの構造について知識をアップデートしよう!  … 近年のプラグに見られる仕様なんか今までと形状が違う、と感じる方も多いのではないでしょうか。今回はスパー  知っているようで知らないスパークプラグの構造。エンジンの変遷によって  いまさら聞けない!?スパーク

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