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新シーズンが始まっての感想を教えてください。お互いの印象はいかがですか?昨シーズン見せた“速い”3号車、今シーズンはどんな3号車を見せたいですか?シリーズの中でも大事にしたいレースはありますか?今年の抱負、意気込みを教えてください。iterraiterra高星選手(以下:高星)歳下の選手とチームを組むのが初めてなので、僕自身三宅選手が何を求めてるのかを考えていかなければならないですし、彼が意見をしやすい環境を作っていきたいと思っています。そして三宅選手がシーズンの中でパフォーマンスを上げてきた時に、チーム一丸となって優勝を狙える環境が大切だと思うので、そうした環境を早い段階から整えていきたいです。三宅選手(以下:三宅)僕自身GT300からステップアップするということで初めてのGT500のシーズンになりますが、正直GT300とは違うことが多いと感じています。オフシーズンに行われていたテストでは周回を重ねることができ、徐々にマシンにも慣れてきました。しかしもっとマシンを自分の手足のように使えないといけないと思います。またGT500ではマシンの開発という部分にも携わるので、走ることだけではなく、マシンの知識、タイヤの知識といった様々なことを勉強していかなければならない。勿論そこに時間がかかっていてはダメなので、早く取得できるように頑張っていきたいです。高星三宅選手は半年以上GTのマシンに乗っていない中で、初めてGT500のマシンに乗ったにも関わらず、好パフォーマンスを出していたというのは印象的でした。彼にはそこの良さをもっと伸ばしていってもらいたいです。実際レースの部分はまだ知らないので、そこはレースをやりながら分かっていきたいです。三宅実際にテストを行ってみて、高星選手のタイムはめちゃくちゃ速いですし、ミーティングの話を聞いていてもマシンやセッティング、タイヤなどの知識量が凄いと感じました。僕自身も自分自身とのドライビングの比較やミーティングを通して、いろいろなことをしっかりと学んでいきたいと思います。高星〝速さ〟というのは3号車の強みとして今シーズンも持っていきたいです。SUPERGTは耐久レースではありますが、〝速さ〟という部分に魅力を感じているファンの方々はたくさんいらっしゃると思うので、今年もそこを追い求めていきたいです。また今年はタイヤが変わるので、ドライビングやセッティングの調整が必要だと公式テストを通して感じています。 今すぐに去年と同じパフォーマンスを出せるかは分からないですが、早い段階で去年以上のパフォーマンスを見せられるよう頑張っていきたいです。高星鈴鹿サーキット(以下:鈴鹿)と富士スピードウェイ(以下:富士)は2戦ずつありますが、この鈴鹿と富士を速く走るとことが凄く大事なことだと思っています。この2戦は1レース速いだけで次のレースも速く走れますし、昨年も3号車は鈴鹿と富士で結果を残すことを目標にやってきたので、今年もそこは変わらずにやっていきたいと思います。三宅僕は三重県出身なので鈴鹿でレースをしていると「伊勢から来ました」と声をかけてくれるファンの方も多くいらっしゃいます。そういう意味も含めて鈴鹿で成績を残したいという思いは強いです。三宅GT500では1年目ということで、NISMOの環境といったことに慣れてくまだまだ僕自身いろいろな面で成長していかなければならないと感じています。開幕戦からバシッとミスなく取りこぼしのないように一戦一戦大事に戦っていきたいです。高星環境がいろいろと変わる中で、 去年の3号車の〝速さ〟を早く取り戻すことが重要だと思っています。その過程で、三宅選手もマシンやGT500の環境、ると思うので、その全てが合わさった時に良い成績を残せるように体制のベースを作っていきたいと思っています。 そしてそのベースが出来たときに、2人のパフォーマンスが合えば優勝できると思うので、まずはそこを目指して頑張っていきたいです。高星選手、三宅選手、ありがとうございました!今年も〝速い〟Nを期待したいですね!今年もN3号車をよろしくお願いいたします! 3号車 第5戦▼8月31日・9月1日鈴鹿サーキット(三重県)第6戦▼9月21日・22日スポーツランドSUGO(宮城県)第7戦▼10月19日・20日オートポリス(大分県)第8戦▼11月2日・3日モビリティリゾートもてぎ(栃木県)2024年SUPER GTカレンダーNITTOKU NEWS07今シーズンの抱負を語る島田監督(前段中央)左から高星選手、島田監督、三宅選手第1戦▼4月13日・14日岡山国際サーキット(岡山県)第2戦▼5月3日・4日富士スピードウェイ(静岡県)第3戦▼6月1日・2日鈴鹿サーキット(三重県)第4戦▼8月3日・4日富士スピードウェイ(静岡県)@NISMO@NISMOINTERVIEW

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