2QAQAQAMechanic note Document 10車の走行距離と奥飛火痕に気をつけてしっかり交換しましょう。スパークプラグが正常な状態では、火花は火花ギャップ間で飛び、燃焼の広がりもスムーズで、トルクも正常値を示しています。車の走行距離がスパークプラグの交換推奨距離を超えると、奥飛火が混じり始め、燃焼状態が悪化してきます。これによりトルクが低下するので、車の加速性や燃費が悪化して車の調子が悪くなってしまいます。白金・イリジウムプラグ両貴金属プラグ有 り有 りNITTOKU NEWS11POINT貴金属プラグでも長寿命なのは両貴金属プラグだけ。片貴金属プラグは一般プラグと同じ推奨距離で交換!新 品奥飛火プラグの奥にプラグの奥に飛火している飛火している消耗品消耗して隙間が広がっている消耗が進むと奥飛火の跡消耗した消耗した電極電極異常な火花異常な火花大きい大きい小さい小さい一般プラグ片貴金属プラグ無 し無 し火花ギャップで火花が飛ばず、スパークプラグの奥に向かって火花が絶縁体を這う現象です。スパークプラグの中心・外側電極は火花によって徐々に消耗し、電極の隙間が広がっていきます。車の走行距離に比例し、火花ギャップが広がるということです。火花ギャップが広がると火花は飛びにくくなり、より飛びやすい経路を選びます。この飛び方をするのが奥飛火です。奥飛火すると燃焼状態が悪くなり、加速性や燃費の悪化につながります。奥飛火し始めたらスパークプラグを交換しましょう。チェックするのは、スパークプラグ絶縁体の先端部分。放射状の筋があれば、それは奥飛火の痕です。奥飛火しているかの判断は、スパークプラグの絶縁体先端部分を観察することで確認することができます。絶縁体先端部分に放射状の筋がついていたら、それが奥飛火した時に火花が通った痕です。つまり奥飛火したという証拠となります。お客様のお車の使われ方、乗られ方によっては交換推奨距離前であっても、奥飛火している場合もあります。点検時に奥飛火の痕がみられたら、すぐに交換をしましょう。火花ギャップで飛ぶ正常な火花絶縁体を這って飛ぶ異常な火花燃焼の広がり方が速い燃焼の広がり方が遅いトルクメーター(正常値)トルクメーター(トルクが低下)12万km10万km6万km5万km奥飛火って何?どうして奥飛火がおきるの?奥飛火しているって、どこでわかるの?・スパークプラグは消耗品。交換推奨距離になったら、確実にスパークプラグを交換!・交換推奨距離前であっても、「奥飛火」痕があったらすぐに交換!交換推奨距離の前でも「奥飛火」サインがみられたら、スパークプラグを交換![ 正常な状態 ][ 異常な状態 ]2万km2万km1万km1万kmPOINTプレミアムRXプラグプラグタイプ外側電極白金チップ普通自動車軽自動車プラグタイプと交換推奨距離
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