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 尊川合 代表取締役取締役社長社長執行役員「Niterra日本特殊陶業」として人と技術を結び、新たな価値を提案することで、世界の人々に貢献する企業集団を目指します。新年明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、お健やかに良き新年を迎えられたことと心よりお慶びを申し上げます。輝かせる企業となる」という想いのもと「Niterra日本特殊陶業」として生まれ変わり、今回、2回目の新年を迎えることとなりました。世界のさまざまな課題に向き合い、技術や製品・サービスの開発を通じて社会課題の解決に貢献し、持続可能な社会の実現に寄与してまいる所存でございます。と、BEV(電気自動車)の普及がどの程度進むのかが焦点となっていましたが、現時点で国内のBEVの普及率はまだ約2%にとどまっています。その要因としては、充電インフラの不足や、航続距離の短さなどが挙げられます。このような状況から、各自動車メーカーはBEVに特化するのではなく、ハイブリッドや水素・燃料電池車を含めた「全方位戦略」を模索することとなり、また雇用確保や技術維持の面からもガソリンエンジンの生産を急激に縮小することには慎重な姿勢を見せ始めています。と、昨年10月から「OBD(車載式故障診断装置)検査」が本格的に導入され、車検時にOBD検査の実施が、車両の初度登録・検査年月によっては必須となりました。これにより整備工場にはスキャンツールの導入や電子制御システムに関する技術対応が求められています。また車検整備においても技術革新が進む中、今後の自動車整備業界は車両のコネクティッド化や運転支援技術の高度化に伴い、整備士への電子制御システム等の教育研修を通じて業界全体の競争力を高めることが期待されています。弊社も自動車部品メーカーとして、次の時代にむけてさらなる進化と挑戦を続け、新しい価値をご提案し、揺るぎない信頼の品質をご提供することで、皆様と共に歩んでいく企業であり続ける所存でございます。本年も引き続き、皆様にご好評をいただいておりますNGKスパークプラグ製品に加え、NGKイグニッションコイル製品やNTK酸素センサなど、燃焼に関わる部品のスペシャリストとして、NGK・NTK製品をご提供させていただきます。また、これらの製品に加え、踏み間違い事故を防止する後付け安全運転支援装置「アイアクセル」や、お客様のクルマをAIと整備士がリモートでチェックする「ドクターリンク」といった、クルマをより安全・快適にお乗りいただけるための製品・サービスの提供も行ってまいります。どうぞ本年も変わらぬご支援・ご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。弊社は2023年4月1日に「地球を今後もNiterraグループとして、さて昨年の自動車業界を振り返りますさらに自動車整備業界に目を向けますNITTOKU NEWS02新年のご挨拶2025

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