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プラグの基礎知識Q&A
Qプラグの熱価とは、どのようなことですか?
Aプラグは燃焼ガスから受けた熱を
逃す必要があり、
この熱を逃す度合いを
「熱価」といいます。
熱価は数字で表されます。
熱価とプラグの熱の逃げ方
- 燃焼ガスにさらされる面積が大きい
→熱を受けやすい - 発火部から放熱部(パッキン)までの距離が長い
→熱を逃がしにくい
発火部が焼けやすい
- 燃焼ガスにさらされる面積が小さい
→熱を受けにくい - 発火部から放熱部(パッキン)までの距離が短い
→熱を逃がしやすい
発火部が焼けにくい
MEMO
エンジンに合った熱価のプラグを使うことが大切です。熱価が合わないと、こんなことが…。
熱価が低すぎる(→焼け型)
プラグ温度が上がりすぎ、異常燃焼(プレイグニッション)を誘発し、プラグの電極溶解、さらにはピストンの焼き付き等を招く原因となります。
熱価が高すぎる(→冷え型)
プラグ温度が低くなりすぎ、発火部にカーボンがたまって電気が逃げ、火花が飛ばなくなります。