- TOP
- NGKスパークプラグ
- プラグの基礎知識
- くすぶり汚損に強いプラグとは、どのようなプラグですか?
プラグの基礎知識Q&A
Qくすぶり汚損に強いプラグとは、
どのようなプラグですか?
A火花が発火部の絶縁体表面に沿って
飛ぶ構造のプラグです。
このタイプには、間欠セミ沿面放電プラグ、補助火花ギャップ付きプラグ、
セミ沿面プラグ、ハイブリッド3極プラグがあります。
間欠セミ沿面放電プラグ
火花ギャップよりも隙間が狭いエアギャップを設けた仕様です。
通常時は火花ギャップで飛火しますが、くすぶり気味になった時は、絶縁体表面とエアギャップを通る経路で飛火します。この時、絶縁体に付着したカーボンを焼き切るため、くすぶり汚損に対して強いプラグになります。
補助火花ギャップ付プラグ
火花ギャップよりも隙間が狭い補助火花ギャップを設けた仕様です。
通常時は火花ギャップで飛火しますが、くすぶり気味になった時は、絶縁体表面と補助火花ギャップを通る経路で飛火します。この時、絶縁体に付着したカーボンを焼き切るため、くすぶり汚損に対して強いプラグになります。
セミ沿面プラグ
火花が常に絶縁体表面と一部エアギャップ間を飛ぶ構造となっています。
くすぶり気味になっても、絶縁体に付着したカーボンを焼き切るため、くすぶり汚損に対して強いプラグになります。
ハイブリッド3極プラグ
通常時はメインの電極間(火花ギャップ)で飛火します。
くすぶり気味になった時は、絶縁体表面を通って、両サイドの電極に飛火します。この時、絶縁体に付着したカーボンを焼き切るため、くすぶり汚損に対して強いプラグになります。