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- いろいろな形状をしたプラグがありますが、どのような特長を持っていますか?
プラグの基礎知識Q&A
Qいろいろな形状をしたプラグが
ありますが、
どのような特長を
持っていますか?
Aワイドギャッププラグ、突き出しプラグ、
ロングリーチプラグ、
半ネジプラグ、小型エンジン用コンパクトプラグなどがあり、
それぞれ次のような特長を持っています。
火花ギャップ寸法を1.1~1.5mm程度まで広げ、電極の消炎作用を小さくして、着火性を向上させています。ただし、電源能力が充分でないと、ワイドギャッププラグは使用できません。
1. 中心電極に90°の溝加工をして、火花が飛びやすくなっています。
2. 中心電極の外周寄りでスパークするため、電極の消炎作用が小さく着火性が向上します。このため、始動・アイドル・加速時に効果を発揮します。
外側電極の極数が2本(または、3本・4本)になっています。外側電極を多極にすることで、耐振性能、または耐汚損性能が優れた構造になっています。
指定の車種にのみご使用いただけます。
中心電極にイリジウム合金を使用し、さらに外側電極に棒状の白金合金を採用することにより、極限まで、消炎作用を小さくした高性能長寿命プラグです。
従来のプラグに比べ、外側電極を短くし、中心電極へのかぶりを小さくすることで消炎作用を低減させ、着火性が一層向上。また、外側電極の過熱を抑制することで折損対策にも優れ、高圧縮化するエンジンでも異常燃焼のない安定した燃焼を実現する高性能長寿命プラグです。
1. 発火位置を燃焼室の中心に近くすることで、安定した燃焼を得ることができます。ただし、突き出しプラグは、指定以外のエンジンに使われますと、ピストン、バルブなどに当たりますので、指定以外の車種には使用できません。
2. 金具突き出しタイプは、外側電極を短くでき、熱・振動による負荷を軽減できます。
プラグネジ長を伸ばすことによってシリンダヘッドの冷却性向上に役立ちます。品番の前の“L”がロングリーチを表します。
ネジ径の小さいプラグに設定されていて取付ネジ部分が特殊な形状になっています。指定以外の車種に使用しますと、シリンダヘッドのプラグネジに損傷を与えますので指定車にのみ使用ください。
刈払機など小型エンジンを搭載したモデル用に開発されたプラグです。エンジンに取り付けた際に、絶縁体頭部の長さが自動車用などに比べて短くなっています。