- TOP
- NGKスパークプラグ
- プラグの基礎知識
- プラグが焼けすぎの状態で使い続けるとどうなりますか?
プラグの基礎知識Q&A
Qプラグが焼けすぎの状態で
使い続けると、どうなりますか?
A異常燃焼(プレイグニッション)が
発生している可能性があり、
エンジンに損傷を与えることがあります。
焼けすぎは、発火部の絶縁体表面が真っ白になり、さらに、燃え残り(デポジット)が斑点状につく場合もあります。
また、外側電極や中心電極が溶解し始めて、電極表面に丸みを帯びた凹凸が見られる様になります。
この様な焼けすぎの状態であった場合、プラグ受熱温度が高すぎることが考えられ、異常燃焼(プレイグニッション)が発生している可能性があります。
プレイグニッションが発生すると、燃焼室内が異常過熱され、最悪の場合エンジンに損傷を与えることがあります。
焼けすぎの原因と対処
原 因 | 対 処 |
---|---|
エンジンに合わない熱価の選択 |
適切な熱価を選定し、プラグを交換することが必要 |
点火時期の進みすぎ |
点火時期の点検、調整が必要 |
空燃比(A/F)の薄すぎ |
O2センサ(酸素センサ)などの点検が必要 |
冷却水、潤滑油不足 |
冷却水、潤滑油の補給 |
ターボ車の場合、過給圧の高すぎ |
過給圧の点検、調整が必要 |
ノッキングの発生 |
エアフローメータ、他センサ類の点検調整が必要 |
プラグの締め付けすぎ、締め付け不足 |
推奨トルクで締め付ける |