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特長・構造
NGKレーシングプラグは、レースやサーキット走行をされる方、あるいはチューニングによってエンジンの出力をあげられている方向けの特別なスパークプラグです。愛車に最適なレーシングプラグを選び、最高の走りを目指してください。
注意
レーシングプラグの熱価や発火部形状は、エンジンのチューニング度合や走行条件に合わせて選択する必要がありますので、お客様のご判断、責任でお選びください。
その際に生ずるエンジンやプラグのトラブルは一切の責任を負いかねますので予めご了承ください。
品番の選び方
- 1. スパークプラグ適応品番検索から対象車種型式の標準プラグ品番をご確認ください。
- 2. 1で確認した標準プラグの基本サイズを品番の見方からご確認ください。
【例:BCPR5ES-11=φ14×19㎜ (Hex16.0mm)】 - 3.レーシングプラグ品番一覧表から基本サイズに対応した品番をお選びください。
熱価の選び方
スパークプラグの発火部は燃焼室内にさらされ、燃焼ガスからの受熱とエンジンへの放熱を繰り返しています。熱価は、この(スパークプラグの発火部の)受熱と放熱のバランスの度合いを表しています。スパークプラグの温度は受熱量と放熱量のバランスで決まりますが、このバランスを保ってスパークプラグが正常に使用できる熱価を選定する必要があります。
各スパークプラグで熱を受けやすく発火部が焼けやすいものをホットタイプ(低熱価)、反対に熱を受けにくく発火部が焼けにくいものをコールドタイプ(高熱価)と呼んでいます。左のホットタイプは発火部絶縁体が長く、絶縁体の熱を受ける表面積が大きいのでスパークプラグ自体の温度が上がります。右のコールドタイプはその逆で、温度が上がりにくくなります。
スパークプラグの温度が上がりすぎ、異常燃焼(プレイグニッション)を誘発し、プラグの電極溶解、さらにはピストンの焼き付き等を招く原因となります。
スパークプラグの温度が上がりにくく、発火部にカーボンがたまり電気が逃げてしまい、火花が飛ばなくなります。(くすぶり)
発火部の選び方
レーシングプラグの発火部形状は、チューニング度合や走行条件に合わせて選択する必要があります。一般的に、発火部が燃焼室に突き出ているタイプの方が着火性能に優れています。その反面、高温の燃焼ガスにさらされやすく、外側電極も長いことから、熱的トラブルや機械的トラブルの原因になる場合があります。高性能、高出力エンジンほど燃焼室内の温度が高くなりエンジン自体の振動も大きくなる傾向にある為、チューニングが進むにつれ、外側電極を短く、燃焼ガスにさらされにくい発火部形状を選定頂く必要性が高くなります。